2007年9月20日木曜日

萌えキャラのグラビアアイドル

伊達眼鏡の萌えキャラというアニメや漫画などの2次元キャラクターを意識したギミックでグラビアと同時並行して歌手活動を開始し、主にハロプロ系ファンから熱い支持を受けた。『日テレジェニック2005』にはプラチナムプロダクションの愛川ゆず季、アバンギャルドの浜田翔子等が選出。既にグラビアではおなじみの存在であり、SUPER GTイメージガールやレースクイーンとしてサーキットでも同時に活動した。『ヤングジャンプ制コレ2005』ではグランプリをホリプロの寺田有希が、サンミュージックの福留佑子と、砂岡事務所(劇団ひまわり)の齊藤夢愛が準グランプリを受賞している。

またCMにグラドルが起用されることも増え、特に3つの大手消費者金融CMでアーティストハウス・ピラミッドの熊田曜子、安田美沙子、夏川純がそれぞれ担当。これに続いてフィットワンの佐藤寛子、中川翔子も同系のCMに出演するようになる。またかつらメーカーのCMにはほしのあきが、翌年にはほしのと同じエープラス所属の小阪由佳、オスカープロモーションの原幹恵も出演している。2006年、もはやグラビア界は群雄割拠の時代となった。単に雑誌グラビアを賑わせるだけでなく、グラビアを継続したまま各方面への進出を果たし、売り出す手法も多岐に渡っている。

『ミスマガジン2006』ではSMAエンタテインメントの倉科カナがグランプリに、元Linda☆Lindaで歌手経験のある松井絵里奈がミス週刊少年マガジンに、お菓子系雑誌出身の美少女として有名だった仲村みうがミスヤングマガジンに選出。『日テレジェニック2006』は通年のような「1人がグラマーなら1人が細身、もう1人が妹系…」というバランスの取れた人選ではなく、この年から1つのコンセプトに沿った選考になった。

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